6月28日(日本放送協会) – 日本の電機メーカー、シャープは株主総会を前日に控え、経営陣を再編する。 同社は家電分野への注力拡大を計画しており、約2年ぶりに日本人トップを任命する予定だ。
台湾の鴻海精密工業の子会社であるシャープは、興津正博副社長が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。
興津氏は1980年にシャープに入社。 副会長に就任する前は常務取締役として機器事業を担当していた。
シャープは中国や韓国のライバルに苦戦してきた。
同社は3月までの会計年度で2年連続の純損失を報告した。
株主総会で承認されれば、現会長兼最高経営責任者(CEO)の呉宝琦氏が代表取締役として留任する。