Home日本のニュース一連の不祥事で揺れる日本の防衛省

一連の不祥事で揺れる日本の防衛省

東京7 月 13 日 (日本のニュース) – 日本の防衛省は、機密情報の不適切な取り扱いや職権乱用などの複数の不正行為を受けて、職員 218 名に対する懲戒処分を発表した。 この前例のない動きは陸海空自衛隊の上層部に影響を及ぼした。

142809

木原実防衛相は「国民に深くおわびする」と陳謝した。

「史上最大」と言われるこの大規模な懲戒処分には、多くの重要な問題が含まれている。 機密情報の漏洩には113人の従業員が関与し、潜水艦手当の不正受給には74人の従業員が関与している。 さらに、自衛隊施設内での無断給餌や防衛省・自衛隊幹部による職権乱用事件も発生している。

懲戒処分を受けた者の中には、酒井義則海上幕僚監部長も含まれており、同氏は7月19日付で辞任を発表した。 減給後は退職となり、事実上の解雇となる。 増田防衛副大臣や吉田統合幕僚長ら幹部5人も戒告された。

過去の事件では、国防省内で重大な懲戒処分も受けた。 2年前の特別防衛監察では、元陸上自衛隊員五野井里菜さんの告発を受け、複数の武力行使とセクハラ行為で隊員245人が懲戒処分となった。 2017年、陸上自衛隊の南スーダン任務の日報隠蔽が明らかになり、当時の稲田朋美防衛大臣が辞任した。

木原防衛大臣は、広範な不正行為について「関係者の法令順守、倫理意識、使命意識、厳格な規律の欠如は憂慮すべき明白である」と述べた。

潜水手当不正事件では、潜水時間記録の改ざんが常習的に行われ、6年間で総額4億3千万円が不正に支払われていた。 また、自衛隊施設内では3年間で隊員22人が無許可で食事をし、うち1人は921食分(30万円相当)の支払いを怠っていた。

外遊中の岸田文雄首相も「国民にご心配をおかけして申し訳ない」と陳謝した。

不祥事にもかかわらず、岸田氏は木原防衛大臣を続投させる意向を表明した。 政府は防衛力を大幅に強化する計画を示し、5年間で約43兆円の防衛費を提示している。 しかし、国民の不信感が高まるなか、今回のスキャンダルは国防税増税の議論に影響を与える可能性がある。

ソース: TBS

RELATED ARTICLES

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here

Most Popular

Recent Comments