京都9月04日 (日本のニュース) – 京都府久世市の農家から伝統的な京野菜の九条ねぎ約860キロが盗まれ、警察は周辺地域でのねぎ盗難事件を捜査している。
9月2日午後2時ごろ、久世市で農場を所有する会社から「管理しているネギが盗まれた」と警察に通報があった。
盗まれた野菜には、京料理で珍重される九条ねぎ約860キロが含まれていた。盗難はネギの収穫作業を任されていた請負業者によって発見された。
請負業者によると、8月25日に農場で作業していた際には何の異変も感じられなかったことから、警察は盗難がその日から9月2日までの間に発生したものと考えている。
盗難を目撃した業者は「経験豊富なようで、集団で作業して短期間で収穫できたのかもしれない。九条ねぎはすぐに成長しないので早く捕まってほしい」と話した。
同地区では今年に入ってから九条ねぎの盗難事件が複数発生しており、被害総額は3トン以上、被害額は200万円以上に達している。警察はこれらの事件を窃盗事件とみて捜査を続けている。
ソース: 読売