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河川からノロウイルス検出

熊本8月28日(日本のニュース) – 熊本県は、天草市の「等々力の滝」で水遊びをしていた人々の間でノロウイルスの感染が発生しており、水質検査でウイルスが検出された。

熊本県健康危機管理課の弓掛邦彦課長は「ノロウイルスG2は滝つぼと滝の直上の2カ所で見つかった」と述べた。

ノロウイルスはカキなどの貝類に多く見られ、特に冬に食中毒を引き起こすことで有名だが、検査を受けた患者16人中6人からも検出された。

しかし…

さらに弓掛署長は「便検体から検出されたG2ノロウイルスは行政検査結果と一致したが、河川水から検出されたG2ノロウイルスとは遺伝子型が異なっていた」と説明した。

県はこれまでに4人から見つかったノロウイルスの遺伝子変異型を検査した。この 4 人のうち何人かは別のグループに所属しており、別の日に川に行っていました。それにもかかわらず、河川水中のノロウイルスの遺伝子型は患者から見つかったものと一致しないため、川が感染源であるかどうかは不明です。

弓掛署長は「河川水や下水の検体からノロウイルスが検出されたが、今回の件についてはまだ最終的な結論には至っていない」と述べた。

このことから、河川水を起源とする大規模なノロウイルス感染の可能性についてさらなる疑問が生じている。

県によると、ノロウイルスは自然界にも存在し、水が溜まった地域では感染が起こる可能性がある。しかし、感染症の専門家である国際医療福祉大学の松本哲也教授は異なる見解を示した。

松本教授は「全くの想定外。これほど多くのノロウイルス感染が自然発生するのは極めて異例だ」と語った。彼は誰かがウイルスの発生源である可能性を提起した。

松本教授は「ノロウイルスに感染した人が嘔吐や排便によって大量のウイルスを放出すると、周囲の環境を汚染し、さらなる感染につながる可能性がある」と説明する。

熊本県は今後も水質検査を続けるほか、健康被害の原因を究明するために近くのトイレなども調査する予定だ。

ソース: アン

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