京都6月04日 (日本のニュース) – オーバーツーリズムによる市バスの過密問題に悩む京都市は、6月から新たな取り組みを開始した。 この新たな施策の目標と課題は何でしょうか?
6月1日、京都駅で「観光高速バス」の運行が始まった。 通常の市バスとは異なり、土日祝日のみ運行し、観光地の近くにのみ停車します。 その目的は「住民」と「観光客」を分離することです。
京都では過剰な観光が原因で、特に住民が毎日利用する市バスは深刻な過密状態に陥っている。
藤枝望記者「続々と乗客が乗ってきますが、すでに満席です」
地元住民も観光客も、毎日の通勤路線と観光地が重なる路線に悩まされている。
「バスに乗れるかどうか心配です。」 歩くかタクシーに乗ったほうがいいかもしれません。
これを受けて京都市は、指定された停留所のみに停車する「観光高速バス」を導入した。 新しいダイヤには、世界遺産清水寺近くの五条坂への直通バスと、五条坂、祇園を経由して銀閣寺近くのバス停へ向かうルートが含まれる。
料金は大人500円と通常の2倍ですが、京都駅から五条坂までの所要時間は約10分、銀閣寺までの所要時間は44分から約24分に短縮されます。
利用者からは「最初に500円と聞いたときは高いと思ったが、すぐに届いたのでとても便利だった」との声が寄せられた。
価格は観光客にとって手頃なように見えますが、路線の拡大により新たな課題が生じています。
松井孝治京都市長「市バスも民間バスも運転手不足という同じ問題に直面している…」
ドライバーも車両も不足しています。 3日は平日でもバスを待つ行列が多く見られた。
別の利用者は「平日にツーリストエクスプレスバスがあれば、こんなに大行列にならなくて済んだのに」と話した。 「高速バスは全く動かない。 もっと彼らが必要だ。
京都市は観光高速バスを平日の混雑時に運行したいと考えているが、運転手や車両が不足しているため、土日祝日のみの運行に限定されている。
ソース: 読売