Home日本のニュース日本の実質賃金は4月に25カ月連続で減少

日本の実質賃金は4月に25カ月連続で減少

東京06月05日 (日本のニュース) – 4月に日本人労働者に支払われた名目賃金は前年同期比2.1%上昇したが、物価の変動を考慮した実質賃金は0.7%減少した。 これで実質賃金の減少は25カ月連続となり、過去最長となった。

142358

厚生労働省が発表した毎月勤労統計によると、4月に労働者が受け取った現金収入総額は平均29万6,884円で、前年同月比2.1%増となり、28カ月連続で増加した。

このうち、基本給に当たる所定内現金収入の平均は26万4,503円(2.3%増)と、1994年10月以来の高い伸び率となった。

一方、消費者物価指数は前年同月比2.9%上昇し、現金所得総額の伸びを上回り、実質賃金は0.7%減少した。

実質賃金の低下は25カ月連続で続き、比較可能なデータが入手可能になった1991年以来最長となった。

同省は「春季賃金交渉の影響はある程度明らかだが、賃金の伸びは依然として物価上昇に遅れている」としている。

ソース: アン

RELATED ARTICLES

LEAVE A REPLY

Please enter your comment!
Please enter your name here

Most Popular

Recent Comments