東京4月05日（日本のニュース） – 楽天グループは、モバイル通信インフラへのこれまでの投資で生じた負債の借り換えを目的として、約3000億円（27億ドル）のドル建て社債を新規発行する決定を発表した。
新たに発行される債券は年利９．７５％、償還期限は５年で総額２０億ドル、約３０００億円となる。
楽天は、モバイルネットワークインフラへの広範な投資を、総額1兆円を超える大型社債の発行によって賄ってきた。 今年は約２２００億円、来年にはさらに４７００億円の社債が返済される予定で、楽天の近い将来の返済期限は総額約７０００億円となる。
楽天は今年の返済に必要な資金をすでに確保している。 今回の新たな社債発行で調達した資金は来年の債務返済に充当される予定だ。
楽天は２月にすでに約２７００億円（２４億ドル）相当のドル建て社債を金利１１．２５％で発行していた。 同社は、この戦略により今後の社債返済の満期日を多様化し、バランスシートの財務負担を一時的に軽減することを目指している。
ソース： TBS
