東京5月17日 東京・衆院補欠選挙で他の候補者の演説を妨害したとして、警視庁は公職選挙法違反の疑いで政治団体「翼の党」の幹部3人を逮捕した。 15区は逮捕された。 捜査当局はこれを「民主主義への挑戦」とみており、徹底した捜査を行う予定だ。
記者「現在、午前10時45分です。黒川容疑者を乗せた車が警視庁本部に入ります。」
ピースサインを持ち笑顔で連行される男性は、公職選挙法違反の疑いで逮捕された翼の党党首、黒川篤彦容疑者(45)です。
さらに警察は書記長の根本良介容疑者(29)と幹部会員の杉田勇人容疑者(39)を逮捕した。
容疑には、先月の東京15区補欠選挙中の「自由を妨害した」などが含まれる。
黒川氏は無所属候補の乙武洋匡氏の選挙カーや聴衆の前で妨害を繰り返していた。 電話ボックスに登って「乙武!」と叫んだ。 同じく別の候補者である根本氏は、電話ボックスの上から拡声器を使って演説を中断した。
これらの行為は公職選挙法の「自由の妨害」規定に違反するとみなされた。
記者「警視庁の捜査員が党事務所に入って捜索中です。」
選挙違反捜査を担当する捜査2課が「前例のない」捜査を実施した。
警察は5月13日、つばさの党関連場所を捜索し、選挙活動に使用した選挙カーなどを押収した。 その日、黒川さんはこう言った。
翼の党の黒川敦彦党首:「表現の自由に基づいた行為だった。ある程度の厳しさは認めるが、権力者が表現の自由を制限することは到底容認できない」
黒川氏は「表現の自由」を理由に不正行為を否定した。
しかし、警視庁幹部捜査官は「翼の党の行為は選挙の自由を超え、民主主義への挑戦とみなされる。脅威は深刻で、自主捜査には限界がある」とコメントした。
演説が中断されたオトテク候補は「有権者の話を聞く権利を奪うこのような悪質な行為が繰り返されないことを心から願う」とコメントした。
目撃者「あそこに車があります、止まってください!立憲民主党!立憲民主党の車停まってます!警察に通報しています!」
つばさの党には他政党からも複数の苦情が寄せられている。 警視庁捜査二課は、この前代未聞の選挙法違反事件の全容解明のため「特別捜査本部」を設置した。
ソース: TBS